3月1日付け
わぁ〜コマッタコマッタの今日この頃
「一体どう判断しとるんや〜 船長は〜 今日は出れたっちゃないと〜」
いや〜ごもっとも そんな声が聞こえてきそうな今日この頃
難しいんよ 悩ましいんよ〜
今年は特に悩む日が多いのよ
『雨ニモマケズ 風ニモマケズ…………寒さの夏は(いや冬か)オロオロ歩き』
そうなのよ大変なのよ
だけどね出船判断に天気予報と出たい気持ちは別次元なのよ ごちゃ混ぜにしたら大変よ
もうそろそろ出らんと干し上がるとか悪魔の囁きを聞いたりしたら〜
事故の元よ=命あっての釣りよ〜=ツヤ〜に言うとリスクマネジメントなんだって
そうなのよ いつも船長の俺はブレず・悩み・考え・決断してるんよ
じゃぁ判断どんなんで決めてるの?って事で
この番外編となった訳
さてさて真面目に説明します〜
下記写真の予報サイトとかを判断材料としてます
*ウインディは有料サイトで
他にも別有料サイトも利用してますけどね
皆様も調べて見てね
判断基準について少し説明します
『安全に 楽しく 釣りが出来るか』を基準に判断してます
=予報と乗船予定者を想像して判断しています
1、予報と判断の基準値について
「業務規定」をベースに判断 出船可否判断の基準値(県に届けてる)
遊漁船カナトの場合
①波高0、7m以下 風速7m/秒以下 を基本に判断 雨は0、5mm位なら出船 雷は即中止帰港
例 風向きについて
・玄界灘は北混じりの風(北西、北、北東)に弱いんです
(陸地が北西に向いている為)
北東の風続けばまた強ければウネリとれるの時間かかる=日本海側からの風=距離が長い
=サーファー大喜び=船長意気消沈=船長星上がるイヤ干し上がる
北・北北西の風はウネリ・波高取れるのは早い=韓国側大陸側からの風=距離は短い=いっときの辛抱よ
北西の風は逃げ場が無くわぁ〜コマッタコマッタ=ドウショ〜って感じ
・逆に南or南東の風に対しては強いの
=風速10m以上でなければ近場は出船可能かも 10m以上は釣り自体成立しない=中止
=移動性高気圧 夏場の太平洋高気圧は出船確率高い
・東の風に対してはやや強いです
=福間側が風よけとなって栗の上礁辺りまでは出れる確率高い
・南西or西の風は志賀島島陰で釣れますがそれ以上沖は弱いです 魚釣れるか分からん
=時期によるよね〜釣れると良いけど〜コケるかも
・博多湾内は別途の判断となります(北西の風には弱いです 玄界島方向からウネリと波が入ります)
10m未満 北西の風以外はぜーんぶ出れるのかもよ これタチウオ釣りの場合よ
*同じ風速でも風向きやどこで釣るのかによって判断が変わってきます
2、楽しい釣り
乗船者が船酔いとかせず思い出となる様な釣りを目指して
=釣れれば最高
乗船者の個人情報(経験値とか)先に聞いているのもこの為です
例
・初心者 船釣り初めて
・年齢(小学生とか混じってる 80歳前後の方がいる=事故=骨折)
・遠方より来られる方々
=1時間以上かかる しかも有料道路を使って=北九州久留米筑豊方面の方々
「港について状況見て決めましょう」とか言ってたら「ナメトンノカ」って言われそう
=そうなの 気〜使うのよ
3、判断が微妙な時は 基本 安全を優先→中止
但し希望を聞く事もあり
- 乗船者との連絡打ち合わせで出船する場合もあります
- 乗船者の意思の尊重も重要=雨強くてもカッパ着て行くとか少々荒れても大丈夫とか逞しい面々
- ともかく海に出て空気が吸いたい 釣れる釣れんは二の次なのよ〜って方々とか
4、判断材料と判断日時について
- 予報は5箇所以上のサイトを見て判断しています
- 前日19:00迄には最終判断連絡します 早めの連絡を心がけてます
皆様の楽しい思い出の為に
ご理解下さい
よろしくお願いします
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